ドラマチック!

 

 高校生の時、学校を休む友達の代わりに授業を本気で受けてメモを取りノートの写真を授業時間が終わるたび友達に送信していた。健気な高校生だった。その友達学校やめたけど。

 今日さしていた折り畳み傘の骨が歪んだ。もともと1箇所歪んでいたのに、さらに歪な形になってしまった。新しい折り畳み傘を買いたい。収納用の袋もついた折り畳み傘。雨が寒色のイメージだからなのかたいていの傘は紫色だったり水色だったりして、わたしの好みのものはいまだに見つかっていない。どこにあるんだろう、わたしな好きな折り畳み傘。

 靴を買いたい。これはもうずっと思っている。いまは冬用のショートブーツと夏用のサンダル、そして穴が空いた黒のスニーカーを持っている。穴が空いているから履けない。ブーツは暑いしサンダルはまだ早いこの時期にスニーカーがないのはかなり痛い。靴が欲しい。スニーカー。同じシリーズの同じサイズでいいからとにかくスニーカーが欲しい。

 今日の夜中までの課題を昼の授業中に書いて出した。昼間は授業があり、夕方から夜までバイトの予定だった。授業時間内にやり終えようと決めたわけではないものの、ダラダラ考えてダラダラタイピングをしていたら描き終わってしまった。単位とれるかな。とりたいです。

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 自分を知ってもらうために手っ取り早く自分の内情を開示する。わかりやすい。わたしの周囲の人がわたしのどこを気に入って今も会話をしてくれているのかはよくわからないけど、なんらかの部分でそこにいてもいいと判断されるような人間でいることができているのなら、それ以上深く考えることはあまり意味のないことなのだと思う。自分の何が好きなんだろう。とはいえわたしも友達のここが好きだと明言できる場合は少ない。結局誰だっていいのだ。でもそこにいるのはその人だ。わたしの好きな言葉、「君じゃなくても救われていた。でも救ったのは君だった」に通ずるところがある。別にあなたじゃなくてもこの穴は埋まる。たらればはいくらだって積める。でも今この瞬間わたしの隣にいるのはあなたなのだ。これからもよろしくね〜

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 部活の人間と馬が合わなくなってきた。わたしのすぐ近くにいる友達は主将や副将などそれぞれ重要な役割を担っている人たちばかり。当たり前だけど、話が合わない。考え方も違う。「責任のある人間がそんなことするわけにはいかないから」という言葉で自身の行動を律している場面を何度も見てきた。わたしはそうはあれない。だんだんとひずみが生じてくる。わかってはいたことだけど疎外されるとやっぱりそれはそれで悲しいのだ。わたしが自分でわかってやっていたことでも実際直面してみるとやはり悲しい。詳細は書けないにしても、感情の名前が後悔だった場面も複数ある。もうあんなふうには頑張れない。まだ友達でいてくれるだけありがたいと思うべきです。あの人たちがいなかったらわたしの周りには友達がほとんどいないことになっちゃうから。

 新入生がまた多く入ってきた。これ以降わたしはどんどんあの空気感から疎外されていく立場になる。わたしが選んだ。自分でそうなるとわかっている。考えていくとその場所でうまくやってこれなかった自分が嫌になる。嫌なことから逃げているだけなのか、向き合うべき事柄なのか、自分が弱いだけなのか、環境が本当たあっていないのか。わたしがこのまま逃げ続けることでいつかの未来のわたしも踏ん張れなくなってしまうのではないか。でも大好きな友達は大学やめた。1年前とじゃ自分の状況も周囲の環境も全然違う。置かれた場所で咲けなかった自分をどう捉えるのか、最近はずっとそのことばかり考えている。

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